詳細は、インターネットでご覧ください
コクランライブラリ
The Cochrane Library
http://www.cochrane.co.uk
または
コクラン共同計画のWWWサイト
http://www.cochrane.org
http://www.nihs.go.jp/acc/default.html (日本)
JANCOCのWWWサイト
http://www.cph.mri.tmd.ac.jp/JANCOC/
2.方 針
(1) 共同計画は、内部でも対外的にも、コミュニケーションをよくとり、開かれた意志決定とチームワークに支えられます。
(2) 個人の熱意に基づき、それぞれの技能や立場の人たちが動き、支えています。
(3) 作業の重複をさけるために、成果を最も活かせるよう運営とコーディネートに努めます。
(4) バイアスを最小にするために、科学的厳格さや、広範囲からの参加を保証し、利害の摩擦を避けるような様々な取り組みをします。
(5) 常に新しくあるために、コクランレビューは新しいエビデンスを探し、それを組み込みつづけています。
(6) 意味のある評価をするために、人々がヘルスケアを選択するのに重要なアウトカムを用いて、ヘルスケアの介入を評価することを推進します。
(7) アクセスを確保するために、コクラン共同計画の成果を広くつたえ、有利なものは活用し、世界中のユーザーに適正な価格、内容、媒体で届けます。
(8) 確かな質のために、批判は受け入れ、またそれに答え、方法を進歩させ、質の改善のためにシステムを開発します。
(9) 継続するために、レビュー、編集プロセス、重要な機能に関する責任は確実に維持し更新します。
3.コクラン共同計画の構成
共同計画として、共同レビューグループはコクラン共同計画の目的にどのように貢献するかを簡単に述べたプランを用意します。このプランには、グループ作業の計画、コーディネーション、モニタリング(編集コーディネータや、編集チームが補佐する)の責任者を記載します。また、グループが対象とする分野に関連する可能な限り多くの研究を検出し、特定のレジスタに収集する方法、そのレジスタにある研究を用いてレビューをつくり、つづける責任者を記載します。各グループ毎にグループの日々の活動を組織し管理する、レビューグループ・コーディネータを任命します。
共同レビューグループの作業は、方法論作業グループ、フィールド、コンシューマ・ネットワーク、各コクランセンターに支えられています。
(2) 方法論作業グループ
コクラン共同計画が用いているような、研究を統合する科学はまだ揺籃期にあり、急速に発展しています。方法論作業グループは方法論を開発し、コクラン共同計画に対しシステマティックレビューの妥当性や精度を改善する方法を提言します。例えば、解析方法作業グループは各種データを統計学的に統合する方法を評価し、適応と勧告の方法作業グループはレビューの結果に基づいて診療への示唆に関する結論を引き出すという大切な課題を探求しています。
(3) フィールド
フィールドは、ヘルスケアの分野で、ヘルスの問題点ではなく、ケアの設定(例、プライマリケア)、コンシューマのタイプ(例、高齢者)、介入のタイプ(例、ワクチン)に焦点をあてます。フィールドのメンバーは、関連する研究の専門家の情報を検索し、そのフィールドでの優先度と見通しが共同レビューグループの作業に反映されているのを確認する手助けをし、特別なデータベースを編集し、外部の関連団体との活動を調整し、各領域に関連したシステマティックレビューにコメントします。
(4) コンシューマ・ネットワーク
コクラン・コンシューマ・ネットワークは、コクラン共同計画に参加しているコンシューマに情報とネットワークのフォーラムを提供し、世界中のコンシューマグループの連絡係となっています。
(5) コクランセンター
各共同レビューグループ、方法論作業グループ、フィールド、コンシューマ・ネットワークの作業は、世界各地の15のコクランセンターの作業によって、様々に促進されています。コクランセンターは教育研修等の分野でコクラン共同計画のメンバーのコーディネートを助けたり、サポートをし、各国においてコクラン共同計画の目的達成を推進します。
(6) 運営委員会
登録された共同レビューグループ、方法論グループ、フィールド、コンシューマ・ネットワーク、各コクランセンターは、コクラン共同計画運営委員会のメンバーの選出や年次総会にあたり、投票の資格があります。運営委員会は12名で、年2回(コクランコロキウム時と別に1回)会合を持ちます。この2回の会合のほかにも、各種の作業部会は電話会議で定例会を行います。運営委員会の決定は、コクラン共同計画企画書に計画された目標と目的にしたがって行われます。
(7) 事務局
運営委員会及び各作業部会は、英国にある小さな事務局がサポートしています。お問い合わせ先:
4.支援者及び支援団体
5.コクランライブラリ The Cochrane Library
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